研究課題
複素数を公比に持つ等比数列の一様分布性に関して、その差異量の重複大数の法則を導いた。公比がガウス整数環の元の冪根であるか否かでその性質が大きく異なることを明らかにした。結果はパリ学士院紀要に掲載された。大間隙条件を満たす整数列の差異量に関して測度論的研究を行い、任意の置換により重複大数の法則が不変であることを導いた。結果は Mathematica Slovaca に掲載予定である。大きい公比を持つ等比数列に関して差異量の重複大数の法則に現れる定数を完全に決定することに成功した。結果は Monatshefte fuer Mathematik に掲載予定である。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
Comptes Rendus de l'Academie des Sciences, Paris, Serie I
巻: 351 ページ: 749-753
10.1016/j.crma.2015.04.020