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2015 年度 研究成果報告書

新しい環電流モデルを用いたULF波動が放射線帯粒子加速に果たす役割の実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24340118
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 超高層物理学
研究機関東京大学 (2015)
名古屋大学

研究代表者

関 華奈子  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20345854)

研究分担者 天野 孝伸  東京大学, 大学院理学系研究科, 助教 (00514853)
齊藤 慎司  名古屋大学, 大学院理学研究科, 特任准教授 (60528165)
連携研究者 三好 由純  名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (10377781)
松本 洋介  千葉大学, 理学研究科, 特任助教 (20397475)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード宇宙嵐 / ジオスペース / 内部磁気圏 / 環電流 / 放射線帯 / ULF波動 / イオン流出 / ドリフト運動論近似
研究成果の概要

放射線帯電子の加速機構を理解するためには、内部磁気圏における電磁場と粒子の変動を理解することが不可欠であるが、本研究では、両者を自己無撞着に解く新しい環電流モデルを開発・応用し研究を推進した。この新モデルを放射線帯粒子軌道追尾モデルと結合し、放射線帯電子とULF波動との相互作用の基礎的性質を詳細に調べた。その結果、単色波Pc5と電子のドリフト共鳴による動径方向への輸送量、また電子エネルギーやピッチ角といったパラメータ依存性を明らかにした。また、モデルの境界条件に関わる内部磁気圏プラズマ源の衛星観測データ解析研究も進め、電離圏からのプラズマ供給の上限を決定する物理機構に関する成果などを得た。

自由記述の分野

超高層物理学

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公開日: 2017-05-10  

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