研究課題/領域番号 |
24340125
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
橋本 善孝 高知大学, 自然科学系, 准教授 (40346698)
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研究分担者 |
氏家 恒太郎 筑波大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (40359188)
山本 由弦 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部ダイナミクス領域, 研究員 (10435753)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 沈み込みプレート境界地震 / 付加体 / 古応力 / 有効摩擦係数 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は沈み込みプレート境界における応力および有効摩擦係数の地震サイクルに伴う変化を時空間的に明らかにすることである。陸上付加体を対象に古応力の推定、弾性波速度物性の測定、流体包有物による温度圧力の推定を行った。 その結果、地震時の水平圧縮応力方向と調和的な古応力のみならず、同方向に水平伸張応力場も普遍的に見られた。有効摩擦係数が低く後者は高い。また流体圧では前者が高く後者が低い。この変化は地震時の応力降下に伴う主応力のスイッチに起因すると解釈される。境界断層における弾性物性差や、流体包有物による温度圧力は、流体圧が高いことを示しており、古応力における地震時(前)の結果と調和的である。
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自由記述の分野 |
地質学
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