研究課題
基盤研究(B)
本研究課題において、2波長レーザー分光法を利用した新規な赤外超解像顕微鏡を開発し、生体分子計測に適用した。装置の空間分解能はおよそ800 nmまで達し、ナノ空間における赤外情報を抽出する事を実現した。この装置を用いた超解像赤外イメージングにより、赤外マッピングが超解像で得られるだけでなく、分子配向やキラルの情報もイメージングする事が可能な、まさに新規な「ナノ空間機能解析」法の確立に成功した。今後、本手法が様々な分野で利用される事を期待する。
物理化学