ラジアルスリット型減圧弁を開発するため、小型ラジアルスリットを試作して、福岡にある水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)の設備を利用して流量特性試験を行った。ラジアルスリットのスリット高さは数十μmにし、試験圧力は最大35MPaにして実験を行った。ラジアルスリットを有効に利用するために、数値解析によって流れのメカニズムを明らかにした.その流量特性から流れる流量に関しては、35MPaで300 l/minの仕様のラジアルスリット型減圧弁を製作した。最後に今までの研究で得られた実験結果から車載用ラジアルスリット型減圧弁に必要なすきま高さ、長さなどの研究基盤を確立した。
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