| 研究課題/領域番号 |
24360102
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| 研究機関 | 東北大学 |
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研究代表者 |
中村 健二 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70323061)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| キーワード | 磁気ギア / 発電機 / 風力発電 |
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| 研究概要 |
（１）磁束変調型磁気ギアのポールピースの形状・配置の改良・・・昨年度行った有限要素法による解析結果に基づき、ポールピースの形状・配置の改良した磁気ギアを試作し、実証実験を行ったところ、最大トルクは約1.4倍に向上し、効率も最大で99％に達することが実証された。
（２）小型風力発電装置の基礎フィールド試験・・・昨年度導入した容量約1kWの小型風車に対して、まずは一般に広く用いられているコアレスの永久磁石発電機を接続して、基礎的なフィールド試験を行った。その結果、平均風速約10m/sで最大500Wの出力が得られることを確認した。今後は、電圧、電流、電力、風速などを長時間自動で計測できるシステムを構築して、より詳細なフィールド試験を行えるようにする予定である。
（３）検証用小型磁気ギア内臓発電機の設計・試作・・・磁気ギア内臓発電機の動作を確認するため、小型の試作機を設計し、試作した。次年度は、まずこの試作機の実証実験を行い、所望の特性が得られるか検証する予定である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画通り、磁気ギアの性能向上を達成し、検証用の磁気ギア内臓発電機の試作も完了したことから、おおむね順調に進展していると判断した。
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| 今後の研究の推進方策 |
まずは前年度試作した検証用小型磁気ギア内臓発電機について実証実験を行い、所望の性能が得られているかを確認をする。次いで、この結果に立脚して、容量約1kWの磁気ギア内臓発電機を設計・試作し、最終的には小型風車に取り付けてフィールド試験を行うことを目指す。
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| 次年度の研究費の使用計画 |
次年度使用額は、今年度の研究を効率的に推進したことに伴い発生した未使用額である。
平成26年度請求額と合わせ、平成26年度の研究遂行に使用する予定である。
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