本研究は、研究代表者がかねてから研究を進めてきた“強誘電体の分極反転構造を利用した高速光変調技術”を巧みに利用することにより、高速電気デジタル信号-光デジタル信号変換(高速光変調)と同時に光ファイバーの波長分散効果による波形劣化の補償(プリイコライゼーション)を行うことができる“新しい分散補償光変調デバイス”を開発することを目的とするものである。3年間の研究期間において、デバイスの動作解析・設計、試作実験および高性能化・高機能化の追究とシミュレーションを行い、その基本動作特性を実証することに成功した。
|