将来のフォトニックネットワークとして重要となる高速かつ低消費電力な光ラベルルーティングシステム用光信号処理回路について検討した。 光ラベル識別に関して、2相位相シフトキーイング(BPSK)および4相PSK、直交振幅変調(QAM)により符号化された光ラベルの光導波路型識別回路を提案し、理論的に検討した。ルーティング処理に不可欠な光スイッチ、光フリップフロップおよび光バッファを提案し基礎特性を理論的および実験的に明らかにした。 スペクトルの効率的可能な柔軟なネットワーキングに不可欠となるBPSKとQPSK間の光パケット変調方式変換について検討し、新しい回路構成を提案し理論解析および実験的検証を行った。
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