研究課題/領域番号 |
24360162
|
研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
高見沢 計一 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 研究員 (10163312)
|
研究分担者 |
中山 泰秀 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (50250262)
神田 圭一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (60295649)
渡辺 太治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20448723)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 触覚顕微鏡 / 弾性率分布 / 電荷分布 / 密度分布 / 計測機器 |
研究実績の概要 |
本研究は、開発中の走査型触覚顕微鏡(SHM)測定装置を改造し、生体組織の密度分布、並びに電荷分布の、弾性率や表面形状との同時計測を可能とするように高機能化について検討した。本年度では、電荷分布計測との同時計測の可能性について調べた。 電荷計測システムの構築:SHMにて電荷計測を行うためにはセンサー先端のガラスプローブの表面修飾が必要であった。そこで、修飾方法としてジチオカルバメートのリビング光重合を考えた。先ず、ガラス表面にシランカップリング剤を用いて、ベンジルクロライド基を導入し、クロロ基をジチオカルバメート基に変換した。その後、各種モノマーを重合させ、ガラス表面にイオン性の薄膜を共有結合によって形成させた。一方、電荷標準サンプルも同様に光重合によって作製した。フォトマスクを用いて光照射領域を限定することで、部分的に電荷を有する基材が得られた。モノマーとして、ポリジメチルアミノプロピルアクリルアミドを用いてカチオン性(正電荷)、アクリル酸ナトリウムを用いてアニオン性(負電荷)とした。表面修飾の確認は、X線光電子スペクトル分析、表面水接触角測定によって行った。また、よりシンプルな基礎実験系として、導電性を一部にコーティングした基材を用いて、電荷を連続的に変化させながら計測周波数に与える影響を調べた。
|
現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
次年度使用額が生じた理由 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
次年度使用額の使用計画 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|