物理システムである制御対象と制御入力を計算する計算機システムがネットワークなどを介してデータの送受信を行うサイバーフィジカルシステムでの制御とスケジューリングに関する基礎的な問題について検討した.特に,マルチタスクシステムにおける過負荷状態を回避するためのジョブスキッピングの下での最適制御法,マルチホップネットワークを用いてデータの送受信を行うときの制御とデータ送信の協調的スケジューリング,事象駆動型制御を用いたデータ送信量の削減,オートメーションサプライズの発生を操作者に知らせる警報システムの開発などを行った.さらに,クアッドロータ群の監視システムを開発し,その実機実験を行った.
|