研究成果の概要 |
本研究では、(Li2S)x(P2S5)100-x ガラスや(x = 50, 60, and 70)、Li7P3S11 準安定結晶そして Li3xLa2/3-xTiO3結晶などの超イオン伝導物質の放射光X線回折や中性子回折実験を行い、そのデータを基にしたリバースモンテカルロモデリングによる3次元構造の解明やボンドバレンスサム法によるイオンの伝導経路の視覚化に成功した。イオンは3次元構造内で安定サイトと準安定サイトを経由して移動し、構造から得られたイオンの移動のし易さを調べるとイオン伝導測定から得られた活性化エネルギーと強い相関を持っていること明らかとなった。
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