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2014 年度 研究成果報告書

HPT加工で組織制御することによるオーステナイト系ステンレス鋼の高強度-高延性化

研究課題

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研究課題/領域番号 24360306
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 材料加工・処理
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

梅本 実  豊橋技術科学大学, 国際教育センター, 特任教授 (90111921)

研究分担者 戸高 義一  豊橋技術科学大学, 機械工学研究科, 准教授 (50345956)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードステンレス鋼 / 巨大ひずみ / 強度 / 延性 / TRIP
研究成果の概要

本研究では、巨大ひずみ加工の一つであるHPT(High-Pressure Torsion)法を用いて、ステンレス鋼の高強度、高延性化を試みた。HPT加工では通常の圧延を遙かに超える加工誘起変態が起こること、HPT加工された試料では拡散が促進され、通常の試料の焼鈍では起こらないG相やσ相の析出などが初めて観察された。次に、HPT加工で高強度化したステンレス鋼を焼鈍してγ相を増やすと、引張変形中にマルテンサイト相が誘起される試料で、大きな伸びが見られることを確認した。以上、HPT加工と焼鈍条件を最適化することによって、高強度で且つTRIP現象により高延性を示すステンレス鋼を開発することができた。

自由記述の分野

材料工学

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公開日: 2016-06-03  

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