Feナノ粒子内包カーボンナノホーン(Fe-CNH)をガス導入水中アーク法により合成した。Fe-CNHに細孔を開けて表面積を増加させるために、CO2-N2混合ガス、空気、オゾン水の3種類の条件下で酸化処理を施した。結果として、CO2-N2混合ガスとオゾン水の条件ではFeがマグネタイトとなり、Fe-CNHの磁化率が向上した。また、CO2-N2混合ガス中での処理により、Fe-CNHの表面積が2.5倍に増加した。オゾン水と炭素の反応により水中の全有機炭素量が増加するのでオゾンとFe-CNHの組み合わせでは純水は作れないことがわかった。Fe-CNHはバイオディーゼルを合成する触媒としては反応性が高い。
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