超高活性触媒設計のための触媒活性種特異的サイト選択的構造・電子状態解析の実現

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24360332
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 触媒・資源化学プロセス
• 研究機関: 大阪市立大学 (2015); 名古屋大学
• 研究代表者: 吉田 朋子 大阪市立大学, 複合先端研究機構, 教授 (90283415)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: ＸＡＦＳ / ＥＥＬＳ / 触媒活性種定量分析

研究成果の概要

本研究では，X線誘起発光を利用したサイト選択的X線吸収スペクトル(XAFS)測定法を構築し，これを用いて固体中の欠陥や発光サイト局所構造を対象としたXAFS測定を行った．一方，XAFSと電子分光法（EELS, EFTEM）を組み合わせ，更に統計学的数値処理を援用することによって，固体触媒中の異なる化学状態を区別した定量的分析や可視化（マッピング）が可能となった．この手法を窒素添加チタニア触媒に応用し，その可視光応答発現メカニズムについて考察した．

自由記述の分野

放射光分光、触媒化学