研究課題
本研究の目的は,これまでの研究で構築したCFD 援用船型最適化手法の個々の要素技術を,実海域航行性能に関する多目的ロバスト船型最適化設計に適用できるレベルへ高めるとともに,従来研究で構築したSBD プロトタイプのシステム再統合による高度化を行い,我国の造船設計に適合したCAD のインターフェースを拡充することによって高度SBD 手法を構築し,我国の造船工学における世界的優位性を維持・発展させる基礎技術を確立することである.本年度は最終年度であり,本課題研究のPhase 3「多目的関数最適化問題・SBDシステム最終評価フェーズ」を完了した.その具体的なタスクは以下のように定義されていた:(Task-3.1) コンパクト多重コアPCクラスター並列計算環境の増強;(Task-3.2) 多目的関数最小化問題の定式化;(Task-3.3) 多目的関数最小化問題の実行ならびにSBDシステム評価・改良,以上3項目である.それらのタスクは全て完了することができ,その成果は幾つかの国内・国際の学会で発表する事ができた.これを以て本研究に関する本年度の所期の目標,並びに3カ年研究の所期の目標を全て達成したものと考える.
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (8件) (うちオープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 8件、 査読あり 3件) 学会発表 (5件)
12th International Marine Design Conference
巻: 1 ページ: CDROM
Proc. 12th International Conference on the Stability of Ships and Ocean Vehicles
Conference Procs. The Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers
巻: 18 ページ: 237-238
巻: 18 ページ: 601-602
Proc. 30th Symposium on Naval Hydrodynamics
巻: 19 ページ: 557-559
巻: 19 ページ: 355-358
Proc. 28th CFD Symposium