研究課題
基盤研究(B)
A重油と油処理剤の混合試料を水深3mの水槽の底部から流出させる実験を行い、沈船からの流出油に対する油処理剤の水中散布の分散性能は、油粒の粒径の減少による浮上速度の低下及び拡散量の増加で表現することができた。特に、流出速度と流出ノズルの内径を代表長さとして求めたRe数やWe数と浮上速度の関係、あるいは粘性力係数(We数/Re数)と浮上速度との相関について明らかにした。さらに、浮上する油に対抗して油処理剤を噴射させ、接触率を増すために広口の筒状容器を用い、良好な分散性能を確認した。
索の動力学 船舶海洋構造物の運動 海洋汚染防止