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2014 年度 研究成果報告書

原始的真社会性種の繁殖制御:遺伝子から行動まで

研究課題

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研究課題/領域番号 24370008
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関岐阜大学

研究代表者

土田 浩治  岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (00252122)

研究分担者 三浦 徹  北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (00332594)
佐々木 謙  玉川大学, 農学部, 准教授 (40387353)
高橋 純一  京都産業大学, 総合生命科学部, 准教授 (40530027)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード社会性昆虫 / ワーカー繁殖 / 遺伝子発現 / 脳内アミン / JHホルモン / 体表炭化水素 / カスト分化
研究成果の概要

フタモンアシナガバチの、巣上の行動、血中のJH濃度、脳内アミンの動態、遺伝子発現、体表炭化水素について調査し、女王と産卵ワーカーとの違いを明らかにする事を目的とした。その結果、(1)ワーカーでは、相対日令と、尻振り行動(wagging)、外役頻度、産卵頻度の間に有意な正の関係が認められた、(2)産卵ワーカーと女王のJH濃度には違いが見られなかった、(3)脳内アミンにはJH処理の効果が認められた、(4)産卵ワーカーと女王の間には遺伝子発現に明瞭な違いが認められた、(5)産卵ワーカーと女王の間に体表炭化水の明瞭な違いが認められた。以上の事から、産卵ワーカーは生理的に女王と異なる事が明らかとなった。

自由記述の分野

昆虫生態学

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公開日: 2016-06-03  

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