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2014 年度 研究成果報告書

張力によるアクチンの構造変化と、それに依存したミオシンの結合増加および局在制御

研究課題

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研究課題/領域番号 24370069
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 生物物理学
研究機関独立行政法人産業技術総合研究所

研究代表者

上田 太郎  独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 総括研究主幹 (90356551)

研究分担者 祐村 恵彦  山口大学, 医学研究科, 教授 (70183986)
芳賀 永  北海道大学, 先端生命科学研究科, 教授 (00292045)
野口 太郎  都城工業高等専門学校, 物質工学科, 講師 (90615866)
研究協力者 安達 泰治  京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (40243323)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアクチン / ミオシン / メカノセンシティビティ
研究成果の概要

真核細胞においてさまざまな重要現象に中心的に関与するアクチンフィラメントの機能分化機構を解明するため、アクチンフィラメントに張力が負荷されるとミオシンIIの結合が促進されるという仮説の検証を試みた。その結果、アメーバ細胞内のフィラメントに負荷される張力を見積もることができた。そうした張力をin vitroでフィラメントに負荷しミオシンIIの結合量の変化を見る実験に関しては、概ね実験系を確立でき、今後の測定への展望が開けた。蛍光エネルギー移動法による観察も最終的な結論を得るに至っていないが、細胞内のフィラメントに構造多型性があることが確認できた。

自由記述の分野

生物物理学

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公開日: 2016-06-03  

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