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2015 年度 研究成果報告書

ヒトのメラノプシン遺伝子多型と生理機能:機能的潜在性の発現と環境適応能

研究課題

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研究課題/領域番号 24370102
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 応用人類学
研究機関九州大学

研究代表者

樋口 重和  九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (00292376)

研究分担者 北村 真吾  独立行政法人国立精神, 神経医療研究センター・精神保健研究所, 室長 (80570291)
肥田 昌子  独立行政法人国立精神, 神経医療研究センター・精神保健研究所, 室長 (20333354)
辻村 誠一  鹿児島大学, 理工学研究科, 准教授 (10381154)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード生理人類学 / 環境適応 / 光環境 / 光感受性 / 遺伝的多型 / メラノプシン / 瞳孔
研究成果の概要

過去の研究でメラノプシンの遺伝子多型I394T (rs1079610)が瞳孔の対光反応に関連していることを明らかにした。本研究では、メラノプシンが光波長特性を有することから、異なる光波長における生理機能とメラノプシン遺伝子多型の関係について調べた。その結果、メラノプシンを強く刺激する短波長光でのみCC+CT群の瞳孔の縮瞳率がTT群に比べ有意に大きかった。さらに、TC群とTT群の対光反応性はそれぞれ476nmと480nmでピークを示し、遺伝子型によって波長特性が異なることがわかった。睡眠習慣の比較では、CC群の就寝・覚醒時刻がTTやTC群より有意に遅いことが明らかになった。

自由記述の分野

生理人類学

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公開日: 2017-05-10  

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