研究課題
基盤研究(B)
蚊は重篤な症状を引き起こす流行病(デング熱、マラリア等)を媒介する要防除害虫である。本研究ではヒトや環境に安全且つ持続的に利用可能な蚊防除システムを土壌細菌Bacillus thuringiensis由来の昆虫特異的トキシンを利用して構築しようとした。本研究では様々な殺蚊トキシンを大腸菌で効率よく生産するシステムを構築すると共に、組換えトキシン間の作用機構上の差異、複数同時使用時のトキシン間干渉作用を明らかにした。
昆虫病理学