研究課題/領域番号 |
24380039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
山本 洋子 岡山大学, 資源植物科学研究所, 教授 (50166831)
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連携研究者 |
佐々木 孝行 岡山大学, 資源植物科学研究所, 助教 (60362985)
土屋 善幸 岡山大学, 資源植物科学研究所, 技術職員 (60720670)
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研究協力者 |
MUHAMMAD Sameeullah
苅谷 耕輝
小松 和枝
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | アルミニウム耐性 / アルミニウム障害 / 液胞プロセシング酵素 / 活性酸素種 / 細胞死 / スクロース輸送体 / スクロースシンターゼ / タバコ培養細胞株 |
研究成果の概要 |
酸性土壌でみられる作物の生育阻害の主要な因子は、アルミニウム(Al)イオンである。Al耐性機構とAlによる細胞死誘発機構についてタバコ培養細胞株ならびに幼植物を用いて解析した結果、(1)癌細胞でみられるWarburg効果と類似の機構がAl耐性細胞株に存在し、好気条件であってもTCA回路を抑制し発酵を促進することでミトコンドリアにおける活性酸素種の生成を抑制していること、(2)細胞膜局在のスクロース輸送体の高発現によりAl耐性度が向上すること、(3)液胞プロセシング酵素が細胞死の誘発に関わることを見出した。
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自由記述の分野 |
農学・農芸化学・植物栄養学・土壌学
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