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2015 年度 研究成果報告書

真核生物の電子伝達機構の多様性と分子進化

研究課題

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研究課題/領域番号 24380041
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 応用微生物学
研究機関筑波大学

研究代表者

高谷 直樹  筑波大学, 生命環境系, 教授 (50282322)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードNAD / NADH / Nudix hydrolase
研究成果の概要

糸状菌は、新規かつ多様な細胞外電子シャトルを用いて、細胞内のレッドクス恒常性を調節し、その調節には、細胞内NAD+ /NADH量の調節が関わる。本研究では、Aspergillus nidulansをモデルとして、この解明を目指した。具体的には、Nudix hydrolaseであるAnNUDT1 (NdxA)が細胞内のNAD+/NADHを加水分解することでチアミン生合成や解糖系代謝が調節されることを見出した。また、サーチュインを介したヒストンアセチル化による二次代謝産物の生合成も調節することも明らかにできた。得られた成果は真核生物の電子伝達反応の多様性の理解と糸状菌の産業利用の効率化に貢献する。

自由記述の分野

応用微生物学

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公開日: 2017-05-10  

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