新奇乳酸菌バクテリオシン群の生合成と抗菌作用の分子機構の解明とその展開

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24380051
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 応用微生物学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 善藤 威史 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (50380556)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: バクテリオシン / 抗菌ペプチド / 乳酸菌 / 細菌 / 応用微生物

研究成果の概要

新奇乳酸菌バクテリオシンの構造を解析し、エンテロシンNKR-5-3BやエンテロシンF4-9の構造を決定した。リーダーレスバクテリオシンであるラクティシンQ/Zおよび環状バクテリオシンであるロイコサイクリシンQなどの生合成遺伝子群を明らかにし、分泌や自己耐性を担う遺伝子を同定した。ラクティシンQの抗菌活性には、孔形成能だけでなく、標的細菌内でのヒドロキシルラジカルの蓄積とその除去能が関連していることが明らかとなった。

自由記述の分野

応用微生物学