研究課題/領域番号 |
24380062
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物生産化学・生物有機化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉田 久美 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90210690)
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研究分担者 |
根岸 孝至 名古屋大学, 大学院情報科学研究科, 博士研究員 (60547529)
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連携研究者 |
河合 純 独立行政法人理化学研究所, LSAシステム構築グループ, プロジェクトディレクター (30391923)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | アジサイ / アルミニウム / 液胞型輸送体 / アクアポリン / 酸性土壌耐性 / 細胞膜型輸送体 / アニオンパーミエース |
研究成果の概要 |
アジサイガク片からアルミニウム輸送体遺伝子を3種類取得し、その機能を明らかにした。液胞膜型輸送体のHmVALTと細胞膜型のHmPALT1はアクアポリンに、もう一種の細胞膜型であるHmPALT2は、アニオンパーミエースに高い相同性を有した。アジサイの組織における局在を調べたところ、HmVALTとHmPALT2はアジサイの全ての組織で発現し、HmPALT1はガク片だけで発現した。さらに、アルミニウム選択性に重要なアミノ酸残基を特定した。HmVALTをシロイヌナズナに導入するとアルミニウム耐性となった。この成果は将来、地球上の耕地面積の約40%を占める不良酸性土壌での作物生産性の向上に寄与できる。
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自由記述の分野 |
生物有機科学
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