研究課題/領域番号 |
24380079
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
伊藤 進一郎 三重大学, 生物資源学研究科, 招へい教授 (90092139)
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研究分担者 |
福田 健二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (30208954)
中島 千晴 三重大学, 大学院生物資源学研究科, 准教授 (20378318)
松田 陽介 三重大学, 大学院生物資源学研究科, 准教授 (30324552)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ブナ科樹木 / 萎凋病 / カシノナガキクイムシ / Raffaelea属菌類 / 親和性 / 病原性 |
研究成果の概要 |
1980年以降、日本ではブナ科樹木に萎凋枯死が発生し、被害は拡大している。この被害は、カシノナガキクイムシが伝搬するRaffaelea quercivoraによって発生することが明らかとなった。本研究では、アジア地域でカシノナガキクイムシ科昆虫に随伴するRaffaelea 属菌を調べ、それらの病原性を明らかにすることを目的とした。その結果、タイ、ベトナム、台湾で採集したカシノナガキクイムシ科昆虫からはRaffaelea属菌類が検出された。それらの菌類は、ミズナラに対して親和性があること、またタイの1菌株がミズナラに対して病原性を示すことが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
森林保護
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