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2014 年度 研究成果報告書

犬における内臓リーシュマニア症の病態解明と原虫存続機構の分子基盤

研究課題

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研究課題/領域番号 24380163
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 応用獣医学
研究機関北海道大学

研究代表者

片倉 賢  北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授 (10130155)

研究分担者 加藤 大智  北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授 (00346579)
連携研究者 滝口 満喜  北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授 (70261336)
阿戸 学  国立感染症研究所, 免疫部, 部長 (20392318)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード内臓リーシュマニア症 / Leishmania donovani / 血清診断 / PCR診断 / 犬 / 制御性T細胞 / 病態 / バングラデシュ
研究成果の概要

インド亜大陸の内臓リーシュマニア症の伝播における犬の役割は不明である。本研究では、バングラデシュの本症流行地において、犬のリーシュマニア感染調査を行い、約10%の野犬が抗体陽性あるいは末梢血のPCR陽性であることを明らかにした。次に、実験用ビーグル犬にリーシュマニア原虫を接種して解析した。その結果、臨床症状や血液性状に異常は認められず、また。PCR検査や原虫分離検査も陰性であったが、長期にわたる抗体産生が認められた。以上、Leishmania donovaniに感染した犬は、不顕性感染として原虫を保持する保虫宿主として、内臓リーシュマニ症の伝播に関与している可能性が考えられた。

自由記述の分野

寄生虫学

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公開日: 2016-06-03   更新日: 2017-10-18  

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