研究課題/領域番号 |
24380177
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
坂 志朗 京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (50205697)
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研究分担者 |
河本 晴雄 京都大学, 大学院エネルギー科学研究科, 准教授 (80224864)
南 英治 京都大学, 大学院エネルギー科学研究科, 助教 (00649204)
山内 一慶 京都大学, 大学院エネルギー科学研究科, 特定助教 (20467335)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 超(亜)臨界流体技術 / バイオリファイナリー / 木質バイオマス / 液体バイオ燃料 / バイオ化学物質 |
研究成果の概要 |
水及びフェノール等の溶媒を用い、木質バイオマスの超(亜)臨界流体処理を検討した結果、亜臨界フェノール処理により効果的な脱リグニンが可能であること、得られたリグニン由来物はフェノール樹脂原料としての利用が期待できることなどを明らかにした。一方、木質バイオマスの亜臨界水処理により糖などの分解生成物が得られ、これらを嫌気性混合培養系で収束的に酢酸へと変換できることを明らかにした。酢酸は水素化分解で液体バイオ燃料としてのバイオエタノールやバイオ化学物質としての酢酸誘導体に変換できることを見出した。以上のことより、超(亜)臨界流体技術によるバイオリファイナリーの可能性が示された。
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自由記述の分野 |
バイオマス化学
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