研究課題
基盤研究(B)
膜タンパク質の中には創薬標的として重要なタンパク質が多く含まれるが、その研究手法は現在非常に限られており、より良い手法の開発・発展は重要である。本研究では代表者らが開発した、生細胞での膜タンパク質の小分子蛍光ラベル法(コイルドコイルラベル法)を発展させ、1)従来法よりも格段に精度・定量性に優れた膜タンパク質会合状態イメージング解析法を確立し、複数の膜タンパク質の会合状態を明らかにした。2)コイルドコイルラベル法を共有結合化する方法を確立し、生細胞と可溶化した環境での会合状態比較を可能にした。
生物物理化学