核酸オリゴマーのクリック反応によるポスト修飾が可能なエチニルベンゼン置換型グリコール及び1-デオキシ-1-エチニルリボースの新規合成法の開発、並びに塩基部欠損型リボースの簡便合成法を確立し、それらをRNAオリゴマーに誘導した。 さらに、クリック反応などを用いてRNA3’-末端ダングリングエンド部にグルコサミン誘導体を導入した二本鎖RNAの開発し、その機能評価を実施した。 また、ヌクレアーゼ耐性やオフターゲット効果の回避を念頭としたRNA3’-末端ダングリングエンド部修飾法の開発にも成功した。化学修飾miR-205を開発し、イヌ・メラノーマに対する臨床試験を実施中である。
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