研究課題/領域番号 |
24390040
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
加藤 将夫 金沢大学, 薬学系, 教授 (30251440)
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連携研究者 |
酒井 佳夫 金沢大学, 医学系, 准教授 (80401925)
若山 友彦 金沢大学, 医学系, 准教授 (70305100)
中道 範隆 金沢大学, 薬学系, 准教授 (10401895)
杉浦 智子 金沢大学, 薬学系, 助教 (70542190)
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研究協力者 |
増尾 友佑 金沢大学, 薬学系, 助教 (90708140)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 薬物動態 / 膜輸送体 / 慢性臓器疾患 / 薬物治療 / 抗酸化物質 |
研究成果の概要 |
臓器慢性疾患の予防や治療を目指し、疾患部位に多く存在する膜輸送体を利用し、炎症を抑えることが本研究の目的である。膜輸送体は細胞膜に存在し、細胞内外での物質のやり取りを司る。したがって、疾患部位に存在する膜輸送体は、予防や治療効果のある物質を送り込むために利用できる。本研究では、膜輸送体の一種が肝線維化や炎症性腸疾患モデルの炎症部位に高いレベルで存在し、食物由来の抗酸化物質を細胞内へ取り込むことによって炎症抑制に働くことを示した。したがって、臓器慢性疾患の予防や治療を目的として、当該膜輸送体を利用し、強力な抗酸化物質や薬物を炎症部位に送達する新たな薬物治療法を提唱することができた。
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自由記述の分野 |
薬物動態学
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