イノシトールリン脂質の分子種と生理機能に関する研究

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24390067
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 医化学一般
• 研究機関: 秋田大学
• 研究代表者: 佐々木 純子 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30333371)
• 連携研究者: 中西 広樹 秋田大学, 大学生体情報研究センター, 助教 (10466740)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 細胞内シグナル伝達 / イノシトールリン脂質

研究成果の概要

イノシトールリン脂質（PIs）はホスファチジルイノシトールの3, 4, 5位水酸基が可逆的なリン酸化を受ける結果生じる一群のリン脂質であり、多彩な細胞機能を制御する。本研究では質量分析を用いた新たなイノシトールリン脂質解析技術の開発を通して、細胞内にはアシル基組成の異なるPIs分子種が多数存在することを見出した。PIs代謝酵素過剰発現細胞や遺伝子改変マウスを用いた解析を行い、PIs分子種が異なる生理作用を持つ可能性を見出した。

自由記述の分野

脂質生化学