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2014 年度 研究成果報告書

複製ストール依存性・非依存性染色体構造異常の発生機序

研究課題

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研究課題/領域番号 24390085
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 人類遺伝学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

倉橋 浩樹  藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 教授 (30243215)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードFoSTeS / 染色体構造異常 / DNA複製 / 切断点 / 複製のストール / マイクロホモロジー / パリンドローム / 十字架型DNA
研究成果の概要

すでに構築した細胞株を用いた転座発生アッセイシステムを利用して調べると、複製開始点を欠失したプラスミドでもt(11;22)転座発生が観察され、t(11;22)転座はDNA複製に非依存的で、FoSTeSの経路とは無関係であると判断された。一方で、非反復性の、非パリンドロームの構造異常に関しては、その切断点の解析により、1例の欠失と1例の重複では結合部位にマイクロホモロジーが同定され、FoSTeSの概念に合致するものであった。もう1例の欠失では、結合部位に複製のスリップ現象を同定し、FoSTeSで提唱されたDNA複製のエラーが関与している可能性を強く示唆する状況証拠が得られた。

自由記述の分野

細胞遺伝学

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公開日: 2016-06-03  

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