研究課題
基盤研究(B)
治療耐性・癌幹細胞に関連する消化管癌の新規診断標的について、CAST法による網羅的遺伝子解析から、TM9SF3, ZDHHC14, FKTN, PCDHB9, BST2等を同定し、機能解析にから治療標的になり得ることを明らかにした。胃癌の癌幹細胞マーカーの内、ALDH1が未分化型胃癌の転移に重要である可能性を指摘した。癌の不均一性によってもたらされる治療抵抗性に関わる新たな標的が同定され、その克服と診断・治療への応用に大きく貢献するものと今後の展開が期待される。
医歯薬学