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2014 年度 研究成果報告書

細胞死に伴う炎症制御機構の基盤的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24390100
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関東邦大学 (2014)
順天堂大学 (2012-2013)

研究代表者

中野 裕康  東邦大学, 医学部, 教授 (70276476)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアポトーシス / ネクローシス / cFLIP / 肝炎 / 腸炎 / 皮膚炎 / 骨髄移植 / TNFa
研究成果の概要

肝細胞、腸上皮細胞、表皮細胞特異的にcFLIPを欠損したマウスを樹立したところ、いずれのマウスも出生前後に細胞死が亢進した結果致死となった。以上よりcFLIPはこれらの組織の恒常性維持に必須の分子であることが明らかとなった。また肝細胞でcFLIPの発現の低下したマウスを用いてクッパー細胞と血中から浸潤してくる単球の肝炎後の炎症の収束における役割を検討した。クッパー細胞ではなく、末梢血から流入する単球を除去したマウスでは肝炎が劇症化し、著明に炎症性サイトカインの産生が亢進することが判明した。細胞死後の炎症の収束には末梢血から流入してくる単球が必須の役割を果たしていることが明らかとなった。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2016-06-03  

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