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2014 年度 研究成果報告書

無細胞蛋白質合成技術を活用した抗HIV分子標的治療薬の創出

研究課題

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研究課題/領域番号 24390115
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

梁 明秀  横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20363814)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードウイルス / タンパク質 / プロテオーム / 酵素 / バイオテクノロジー / HIV / 宿主因子
研究成果の概要

本研究課題では我々が独自に開発したタンパク質相互作用解析技術を活用し、HIV-1 Vifによる抗ウイルス因子APOBEC3G(A3G)のユビキチン化および分解を阻害する因子としてASK1を同定した。ASK1はVifのBC-Boxに結合し、VifがA3Gをユビキチン化する際に必要な補助因子であるEloB/Cの結合を阻止した。また、抗HIV薬の一つであるAZTがASK1の発現を増加させることを見いだした。AZTを添加したT細胞では、ASK1の発現上昇とともにVifの活性低下が認められた。AZTには逆転写阻害活性だけではなく、ASK1を介した宿主抗ウイルス活性を増強させる作用があることが示された。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2016-06-03  

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