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2014 年度 研究成果報告書

腸内細菌会話因子による免疫制御機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24390120
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 免疫学
研究機関大阪大学

研究代表者

竹田 潔  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20309446)

連携研究者 吉田 優  神戸大学, 医学系研究科, 准教授 (00419475)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード腸内環境 / 上皮 / 炎症
研究成果の概要

腸内細菌の産生するクオラムセンシング分子、インドールの宿主への作用を無菌マウスを用いて解析した。無菌マウスの糞便中インドールの濃度は著明に減少していた。また無菌マウスの大腸上皮細胞では、細胞間接着装置関連の遺伝子発現が低下しており、インドール封入カプセルを無菌マウスに経口投与することにより上昇した。無菌マウスは、デキストラン硫酸塩による腸管炎症に感受性が高くなっているが、インドール封入カプセルを投与することにより腸管炎症を改善させることができた。以上の結果から、細菌間の会話分子インドールが宿主の腸管上皮に作用し、腸管恒常性維持に関与していることが明らかになった。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2016-06-03  

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