研究課題/領域番号 |
24390151
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
仙波 恵美子 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (00135691)
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研究分担者 |
成田 年 星薬科大学, 薬学部, 教授 (40318613)
村上 和雄 公益財団法人国際科学振興財団, その他部局等, その他 (70110517)
堀 美代 公益財団法人国際科学振興財団, その他部局等, 研究員 (90399329)
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連携研究者 |
上 勝也 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (20204612)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 陽性情動 / マイクロアレイ / 扁桃体 / α-受容体 / 神経障害性疼痛 / 運動療法 / エピジェネティクス / 睡眠障害 |
研究成果の概要 |
遺伝子発現の網羅的解析により、ストレス(隔離飼育)や陽性情動(Tickling刺激)が、扁桃体で多くの遺伝子やmiRNAを変動させることがわかった。ストレス応答に関わるアドレナリンα受容体遺伝子やmiR-375-3pなどは個別飼育により発現が変化し、Ticklingにより適正化された。これは、陽性情動が抗ストレスに働くことを示している。運動が疼痛を緩和させるメカニズムとして、脊髄後角でのミクログリアでのH3K9のアセチル化のようなエピジェネティクス修飾が関与することを示した。さらに光遺伝学的手法により、病的な状態において脳報酬系の活動状況が疼痛閾値に影響を与えることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
神経解剖学、神経科学、疼痛学
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