| 研究課題/領域番号 |
24390170
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 研究機関 | 近畿大学 |
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研究代表者 |
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
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| 研究分担者 |
玉置 淳子 近畿大学, 医学部, 准教授 (90326356)
佐藤 裕保 仁愛大学, 生活科学学科, 准教授 (10337115)
藤田 裕規 近畿大学, 医学部, 助教 (10330797)
車谷 典男 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10124877)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| キーワード | 骨折 / 骨粗鬆症 / 骨折リスク評価 / 高齢男性 / コホート研究 / 骨代謝マーカー / 虚血性心疾患 / 脳血管疾患 |
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| 研究概要 |
(1)平成19-20年のベースライン調査を完了した2,012人中、平成19年調査分約1500人について5年次追跡調査を実施し、以下のアウトカムを把握した。
(1)単一エネルギーX線吸収法による胸腰椎のデジタル撮影
半自動椎体計測ソフトウェアSpineAnalyzerにて椎体計測を実施できるよう、DXA画像をdicomデータに変換作業を進めている。これは近日中に終了し、椎体計測に入る予定である。
(2)問診による追跡期間中の症候的骨折発生の把握
受診者については問診で追跡期間中の症候的骨折発生が+把握できた。現状では30例程度が骨粗鬆症性骨折をしているが、現在、精査中である。
(3)二重エネルギーX線吸収法による腰椎と大腿骨近位部の骨密度の測定
骨密度の解析は全例完了し、ベースラインからの変化率が明らかになった。この5年間に大腿骨では明らかな低下があったが、腰椎ではむしろ上昇し、石灰化によるものと思われた。
(4)Rose angina問診票による狭心症と心筋梗塞の発症
(5)Questionnaire for verifying stroke-free status(QVSFS)問診票による脳卒中の発症
追跡期間中の虚血性心疾患と脳卒中の疑いのある者は把握できた。
(2)未受診者を対象に郵送アンケートと電話による症候的骨折と心血管疾患の罹患状況を補完調査する予定であったが、平成25年度に平成20年度調査分の追跡を実施することとなったため、未受診者調査は25年度追跡調査の終了後、実施することとした。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
5年次追跡調査を平成24年度と25年度に分けて実施することになったが、研究は概ね順調に進んでいる。
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| 今後の研究の推進方策 |
平成20年度ベースライン調査受診者分約700人の追跡を平成25年度に実施し、その後、未受診者対象の骨折アンケート調査を実施し、90%超えのアウトカム把握を目指す。
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| 次年度の研究費の使用計画 |
平成20年度ベースライン調査受診者分約700人の追跡を平成25年度に実施するので、血液検査費用や人件費、会場費等を平成24年度に未受信者分の残額を含めて支出する。
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