研究課題/領域番号 |
24390217
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
金井 好克 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60204533)
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研究分担者 |
大垣 隆一 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20467525)
永森 收志 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90467572)
奥田 傑 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50511846)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 腎臓学 / 腎生理学 |
研究成果の概要 |
バイオインフォマティクスによる解析から、多数の近位尿細管管腔側輸送体と共発現変動する腎特異的新規膜タンパクTRAPを同定し、そのノックアウトマウスを作製したところ、Fanconi 症候群類似の、糖、アミノ酸、尿酸等の顕著な尿中排泄上昇を呈することを明らかにした。更にプロテオミクスによる網羅的解析により、TRAPが統合的に制御する管腔側輸送体群の全体像を明らかにし、TRAPによる輸送体群の管腔側膜への局在維持機構を解析した。 本研究の成果は、Fanconi 症候群の新たな原因遺伝子候補を提示するとともに、溶質輸送の生理学において個別の輸送体を統合する新たな視点を導入するものと期待される。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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