研究課題/領域番号 |
24390260
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
小池 健一 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (40143979)
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研究分担者 |
坂下 一夫 信州大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (10345746)
中沢 洋三 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (60397312)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 白血病性幹細胞 / キメラ抗原受容体T細胞 / 小児白血病 / 若年性骨髄単球性白血病 / CD34陽性細胞 / GM-CSF receptor |
研究成果の概要 |
PiggyBacトランスポゾン法を用いて正常人およびJMML患者のT細胞へGM-CSFを遺伝子導入したGMR.CAR-Tを作製し、本症患者のCD34陽性細胞に対する殺傷効果を解析した。GMR.CAR-T細胞はJMMLのCD34陽性細胞から形成されるコロニー数を著明に減少させたのに対して、mock-T細胞では明らかなコロニー数の減少は認められなかった。GMR.CAR-T細胞はJMML患者のCD34陽性CD38陰性白血病性幹細胞に対しても殺傷効果を示した。一方、臍帯血や骨髄由来のCD34陽性細胞に対しては明らかな影響を示なかった。以上から、本症に対して有望な免疫治療法となりうることが示唆された。
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自由記述の分野 |
小児血液腫瘍学
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