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2014 年度 研究成果報告書

生体内機能的T細胞の運命決定因子の解明とそのT細胞レセプター改変細胞療法への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 24390300
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関三重大学

研究代表者

池田 裕明  三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40374673)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードT細胞 / マルチファンクション性 / T細胞輸注療法 / 遺伝子治療 / 癌 / 免疫記憶 / T細胞受容体 / キメラ抗原受容体
研究成果の概要

CD28刺激は短命で強い細胞傷害性のT細胞を、VLA-4/5を介した刺激はメモリー形成能が高く再刺激時マルチファンクション性が高いT細胞を生成することを示した。食道癌に対するMAGE-A4特異的TCR遺伝子導入T細胞輸注療法の第1層臨床試験で、リンパ球減少性前処置を施さない場合、輸注細胞の長期血中存在と臨床効果は比例しないことを見出した。内因性TCR発現を抑制する独自開発ベクターを用い、非自己のリンパ球による細胞療法においてGvHD発症を抑えつつ腫瘍特異性を付与する技術を確立した。細胞内抗原由来ペプチドとHLAの複合体を認識する抗体を取得し、これを用いたキメラ抗原受容体の有効性を示した。

自由記述の分野

腫瘍免疫、細胞療法、遺伝子治療

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公開日: 2016-06-03  

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