研究課題
基盤研究(B)
相互マシンラーニング法およびZ'-LYTE Kinase Assay 法を用いて新規セリンスレオニンキナーゼ阻害剤T5467374を選定した。阻害剤T5467374は膵癌細胞株において増殖抑制および細胞死に誘導を認め、ヒト膵癌の皮下発癌モデルにおいても抗腫瘍効果を認めた。またセリンスレオニンキナーゼであるAKTに対して阻害作用を有するビサボロールの誘導体を開発した。ビサボロールの誘導体は、ヒト膵癌の皮下発癌モデルにおいて抗腫瘍効果を有し、皮下腫瘍でのAKT発現も減弱させた。
外科腫瘍学