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2015 年度 研究成果報告書

肺癌血管内皮細胞を標的とした分子標的治療とコンパニオン診断薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24390324
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 胸部外科学
研究機関北海道大学

研究代表者

樋田 泰浩  北海道大学, 大学病院, 准教授 (30399919)

研究分担者 加賀 基知三  北海道大学, 北海道大学病院, 講師 (80224335)
松居 喜郎  北海道大学, 大学院医学研究科, 教授 (90219379)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード肺癌 / 血管新生 / 腫瘍血管内皮細胞
研究成果の概要

担癌マウスの腫瘍血管内皮細胞,特に転移能の高い腫瘍から分離された腫瘍血管内皮細胞でビグリカンの高発現が顕著であった. siRNAでビグリカンをノックダウンすると,腫瘍細胞の血管内皮細胞の接着や細胞シート下層への浸潤の低下が認められた.マウスの肺転移モデルでは腫瘍血管内皮細胞を共移植すると転移能を持たない腫瘍細胞が転移能を獲得した.これは腫瘍血管内皮細胞におけるビグリカンの発現を抑制するとキャンセルされた.ヒト癌組織の免疫では腫瘍血管に特異的にビグリカンの発現が認められた.血液検体のELISA検査で担癌患者,特に転移陽性例で血清中ビグリカン濃度が高い傾向が認められた.

自由記述の分野

呼吸器外科

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公開日: 2017-05-10  

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