出生後早期の臍帯血細胞移植による未熟肺血管床発育動態に関する研究

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24390331
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 胸部外科学
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 北川 哲也 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (80240886)
• 研究分担者: 北市 隆 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (20335813) ; 中川 竜二 徳島大学, 大学病院, 助教 (10403685) ; 前田 和寿 独立行政法人国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター(臨床研究部(成育)、臨, 総合周産期母子医療センター, 部長 (30294680) ; 菅野 幹雄 徳島大学, 大学病院, 医員 (70563807) ; 中山 泰介 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 特別研究員 (80582791) ; 黒部 裕嗣 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (30380083) ; 木下 肇 徳島大学, 大学病院, 特任助教 (80611227)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 臍帯血 / 細胞移植 / 未熟肺血管床

研究成果の概要

肺高血圧マウスにヒト臍帯血細胞を移植すると、肺高血圧症が改善した。その効果発現にはヒト臍帯血の血清成分ではなく移植細胞自体が必要であった。CMTMRでラベルした臍帯血細胞は肺内蛍光は移植3時間後まで徐々に減少するが、肺小動脈内皮細胞の近傍に検出された。IVIS imagingを用いてヒト臍帯血単核球細胞を追跡すると、肺高血圧マウス群において、臍帯血投与24時間後の体内臓器分布、特に肺組織への局在が他臓器よりも強く観察された。

自由記述の分野

心臓血管外科学