研究課題
基盤研究(B)
われわれが先に開発したラット脳動脈瘤モデルを用い、脳動脈瘤発生増大破裂に関与する因子のうち、主にTNF-α、Interferonにつき、遺伝子、蛋白レベルで解析した。脳動脈瘤動物モデルを用い証明してきた脳動脈瘤発生増大に関わる因子を脳動脈瘤モデル(サル)において分子生物学的、組織学的に解析し、特にマクロファージに着目し、これをMR画像追跡するための組織学的解析を行った。さらに脳動脈瘤の発生増大破裂に対する新規薬物治療法確立を目標とし、ラットモデルにおいて証明してきたstatin製剤、抗炎症剤による薬物治療の効果をラット、サルにおいてMR画像を含め検討し、臨床応用展開への基礎資料とした。
脳血管障害