研究課題
基盤研究(B)
関節軟骨で成長板軟骨に比して発現が大きい遺伝子を多数同定した。それらのうち、Fgf18は軟骨マトリクス分解酵素を阻害する作用を持つTimp1の発現を亢進させ、関節軟骨を保護する事を見出した。また、凍結切片からlaser microdissection(LMD)により関節軟骨の微小領域のサンプリングを行い、次世代シークエンサーを用いて遺伝子発現解析を行う一連の手法を確立した。関節軟骨は数層から成るが、この方法によって、各層毎の遺伝子発現の違いを調べた。
整形外科学