研究課題/領域番号 |
24390409
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
豊澤 悟 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (30243249)
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研究分担者 |
保田 英洋 大阪大学, 学内共同利用施設, 教授 (60210259)
三浦 治郎 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (70437383)
石本 卓也 大阪大学, 工学研究科, 助教 (50508835)
佐伯 万騎男 大阪大学, 工学研究科, 助教 (30273692)
宇佐美 悠 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (80444579)
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連携研究者 |
香川 良介 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (40448147)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 生体内石灰化 / dentin matrix protein 1 / 翻訳後修飾 / 超微構造 / 骨細胞 |
研究成果の概要 |
骨の非コラーゲン性基質蛋白質であるDMP1(dentin matrix protein 1)は、骨基質に埋まった骨細胞により産生され、リン酸化されてマイナス荷電体となり、Ca2+結合能を獲得して骨の石灰化に関与すると考えられている。本研究では、超微構造解析により、DMP1は類骨における初期石灰化には関与しないことが示唆された。免疫組織化学的解析から、DMP1は分泌後に切断され、N末端断片は骨小腔周囲基質に、C末端断片は骨細管周囲基質に分布する傾向を認めた。また、C端断片は高度にリン酸化されており、マイナス荷電体となるため、骨細管周囲基質でCa2+を補足して骨の石灰化に関与することが示唆された。
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自由記述の分野 |
口腔病理学
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