研究課題/領域番号 |
24390417
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
宇田川 信之 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70245801)
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研究分担者 |
小出 雅則 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 講師 (10367617)
中村 美どり 松本歯科大学, 歯学部, 准教授 (90278177)
中道 裕子 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 講師 (20350829)
上原 俊介 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (90434480)
田口 明 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70243582)
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連携研究者 |
安孫子 宜光 日本大学, 歯学部, 教授 (70050086)
下平 滋隆 信州大学, 医学部, 教授 (80345751)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 骨代謝共役 / 歯槽骨 / 歯周病 / 骨粗鬆症 |
研究成果の概要 |
OPG-/-マウスの歯槽骨吸収について解析した結果、OPG遺伝子の欠損によって著しい歯槽骨吸収が惹起されることを見出した。しかし、OPG-/-マウスと同様に骨粗鬆症を呈するRANKLの強発現マウスにおいては、歯槽骨吸収は認められなかった。また、正常マウスの皮質骨や歯槽骨においては、骨細胞にOPGの発現が認められるが、海綿骨においてはOPG発現が認められない。以上の実験結果から、バイオミネラル(石灰化組織)の脱結晶化(骨吸収)に関与するRANKLのデコイ受容体であるOPGは、骨細胞が産生することによって石灰化組織の結晶化状態を保つ働きを担っている可能性が考えられた。
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自由記述の分野 |
口腔生化学
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