大規模自然災害に備えた地方大学による地域住民支援システムの構築

2017 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 24390480
• 研究機関: 高知県立大学
• 研究代表者: 山田 覚 高知県立大学, 看護学部, 教授 (70322378)
• 研究分担者: 大川 宣容 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (10244774) ; 森下 安子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (10326449) ; 川本 美香 高知県立大学, 看護学部, 助教 (10633703) ; 石川 麻衣 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (20344971) ; 梅村 仁 大阪経済大学, 経済学部, 教授 (20611354) ; 高谷 恭子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (40508587) ; 細居 俊明 高知短期大学, 社会科学科第二部, 教授 (50157020) ; 竹崎 久美子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (60197283) ; 井上 正隆 高知県立大学, 看護学部, 講師 (60405537) ; 山中 福子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (60453221) ; 下元 理恵 高知学園短期大学, その他部局等, 准教授(移行) (60553500) [辞退] ; 大村 誠 高知県立大学, 文化学部, 教授 (70223956) ; 廣内 智子 高知県立大学, 健康栄養学部, 講師 (70565853) ; 神原 咲子 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (90438268) ; 小澤 若菜 高知県立大学, 看護学部, 講師 (90584334) ; 二本柳 覚 日本福祉大学, その他部局等, その他 (30570725)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 災害 / 地方大学 / 地域連携 / 地域住民 / 復旧復興 / 避難所 / 防災 / 災害看護

研究実績の概要

地域住民と地方大学との災害における連携が、本研究の残された課題であったため、地方大学の周辺の地域住民に対して調査を実施し、検討した。連携に関する21項目のレンジを3等分し、評定が低い方から低群、中群、高群とした。高群の項目、すなわちそう思うとポジティブに回答した項目は、「6. 災害時に、地元大学に避難すれば、D市からの支援が得られる」「7. 災害時に、地元大学に避難すれば、E県からの支援が得られる」「15. 災害時に、地元大学に避難すれば、風雨をしのぐことに関して心配はない」「17. 地域の大学に、防災・減災対策支援を期待している」「18. 地域の大学に、避難所での生活支援を期待している」「19. 地域の大学に、災害時の救護・救援支援を期待している」「21. 災害における、地域の大学との連携に期待している」で、低群の項目、すなわち、そう思わないとネガティブに回答した項目は、「9. 災害時に、地元大学に避難すれば、他の大学からの支援が得られる」「11. 災害時に、地元大学に避難すれば、他の避難所からの支援が得られる」「12. 災害時に、地元大学に避難すれば、他の自主防災組織からの支援が得られる」「13. 災害時に、地元大学に避難すれば、衣類に関して心配はない」「14. 災害時に、地元大学に避難すれば、食料に関して心配はない」であった。また、「21. 災害における、地域の大学との連携に期待している」に対して「18. 地域の大学に、避難所での生活支援を期待している」が影響していた。一方、「5. 大学の避難所であっても、避難所の運営は地域住民がしなければならない」に「15. 災害時に、地元大学に避難すれば、風雨をしのぐことに関して心配はない」がポジティブに、「12. 災害時に、地元大学に避難すれば、他の自主防災組織からの支援が得られる。」がネガティブに影響していた。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] 被災地における復興と大学の役割(3) －福島大学における震災と復興への取り組み－ (2017)
  • 著者名/発表者名: 細居敏明、他
  • 雑誌名: 高知短期大学 社会科学論集 巻: 109/110 ページ: 1-23
  • 査読あり