研究課題/領域番号 |
24390505
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
梶田 悦子 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50135373)
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研究分担者 |
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
玉置 淳子 大阪医科大学, 医学部, 教授 (90326356)
中谷 芳美 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (90217753)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 無作為集団 / 追跡研究 / 保健指導 |
研究概要 |
平成24年度に得られた成果を元にして、生活習慣病要因を、生活状況、運動、喫煙などライフスタイル要因を中心に把握し、代表性のある集団の長期縦断研究による地域看護職のためのアウトカムを地域看護職とともに評価することを目的に実施した。具体的には、1)保健指導内容の現状評価を行う。2)インタビュー内容を質的に分析し、保健指導のコアを整理する。3)生活指導評価モデルの構築を目指すこととした。その結果、初年度に行った疫学調査から、エビデンスに基づいた骨粗鬆症・動脈硬化性疾患等生活習慣病予防リスク要因や評価指針が示された。これらを基にして地域看護職とともに保健指導内容を整理した。また、長期追跡結果を基に、地域看護職とともに保健指導モデル構築を目指し、どのような構造モデルになるのか等検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度は全国2箇所について、平成7-8年から把握している無作為抽出された受診者772名に対して16年後の調査を行い、要介護高齢者の原因となる心・血管系疾患や骨折に関連する生活因子など生活関連情報や疫学情報を収集した。それを受けて、今年度には、生活習慣病の保健指導を補強するために、保健指導の現状評価を行った。
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今後の研究の推進方策 |
26年度は、従来生活習慣病予防対策を行ってきた健診機関や地域で住民の健康指導を行っている看護職を対象に、地域看護モデルの構築と保健指導指針策定を試みる。
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次年度の研究費の使用計画 |
人件費・謝金が予定より少なかったため、次年度に繰り越した。 26年度は、最終年度であり、研究目的達成のための旅費、看護モデル構築のための旅費、それに関連した資料収集、研究打ち合わせに使用する。
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